旅の道中に訪れた洞窟で、巨大な蜘蛛がラクーン・オブ・ザ・グリーンの行く手をはばむ。
ただちに交戦状態をとった彼女の巨大な剣が蜘蛛へ振りおろされる。
たやすく敵を打ち砕き勝利をおさめたかに見えた。だがしかし、蜘蛛は一匹ではなかった。
打ち取った骸から這いだした無数の子蜘蛛が彼女へとせまる。
自身に群がる虫けら達。そのおぞましい光景をまのあたりにし
パニック状態へとおちいるラクーン・オブ・ザ・グリーン。
のたうち回る彼女の手足は、蜘蛛より放たれた糸に捕縛されてしまう。
女エルフの身動きを封じた無数の蜘蛛達は、無防備にさらけ出されたその肉体を容赦なく蹂躙する。
延々と続けられる蜘蛛たちの宴。むごたらしく苛烈な恥辱の数々。
体内をえぐる肉の音、まき散らされる体液。
誰も近づくことのない洞窟に、不潔で淫猥な音と、苦悶にねじれた絶叫がこだまする。
虫けら達に貪られ続け、いつ終わるともしれない生き地獄にさいなまれるラクーン・オブ・ザ・グリーン。
蜘蛛たちは、なぜ彼女を生かしたまま陰惨な行為を続けるのか。
絶体絶命の彼女に打開する手段は残されているのか。