人間がオークになる方法とは、オークのおしっことザーメンをひたすら大量に摂取し続けるというものだった。

オークのおしっこはひどい臭いで、初めのうちは顔を近づけることでさえ困難だった。
オークのザーメンはおしっこほどひどい臭いのするものではなかったが、とてつもなく粘度が高く、ほぼ固形物だったので無理に飲み込もうとするとたちまち喉をつまらせてしまった。オークのザーメンはスプーンですくいながら噛み砕くようにして十分に咀嚼して食べなければならなかった。

おしっこやザーメンを口にできるようになっても何度も嘔吐と下痢を繰り返すことになり、体力を消耗して寝込んでばかりいることになった。

それでも諦めずに、摂取を続けていくうちに、皿いっぱいのザーメンをおかゆのように平らげ、大量のおしっこも一気に飲みこめるようになっていった。

すると、自分でもはっきりと分かるほどに体臭が強くなっていき、脇毛や陰毛がわさわさと生えてきて濃くなり、体型がどんどん風船が膨らんでいくかのように肥満体型になっていった。
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