IV(アイドルビデオ)かと思ったら、レズAVだった!?

売れないアイドル「まつり」は悩んでいた…

「歌もダンスもバラエティも頑張ってるのに、なんでお仕事が来ないんだろ…」

何をやらせてもそつなくこなすが、これといって特徴のない彼女は
「キャラが薄い」という理由でブレイクできずにいた。

ある日、そんな彼女の元に、水着ビデオの仕事が舞い込む。
それは、南の島で水着姿のアイドルが楽しそうにはしゃぐ映像を収めた
いわゆるIV(アイドルビデオ)と呼ばれるものだった。

「これだ!ちょっと恥ずかしいけど、セクシーなビデオを発売すればブレイクできるかも!」

同じ頃、このビデオの女監督がまつりの資料に目を通していた。

「この娘がまつりちゃんね。結構かわいいじゃない。ふふっ…何も知らずに、かわいそうな娘…」

彼女の名は「ゆり」。
女優でありながら監督としても名を馳せる、業界では一目置かれる存在である。
ただ、彼女が撮るのはAV(アダルトビデオ)。
それもレズ物が専門であった。

「自分が出演しているのがAV、しかもレズ物だと気付いた時、どんな顔をするのかしら…楽しみだわ…」

果たして、まつりの運命は…?