本文74ページです。五話から八話収録となっております。
　シリアスとか中二病とか虫とか血とか入っています。
　成人向けグロ指定となっておりますので、未成年の方はご遠慮ください。
　死体から虫が出てくる表現が在りますので、虫とか死体が駄目な方はご購入をお控えください。

　日本の防衛省が抱える極秘組織『抑止機関』。
　それは、「異形なるもの」「人ならざるもの」「超常なる現象」などの存在が民衆に知られないよう、それらを見つけ出し、破壊か隠蔽を行う為の組織である。
　そこに数年前連れてこられた異形の一人、黒澤咲は、異形ばかりで形成された、『抑止機関』の中でも秘中の部署である、『六課』に所属し日々戦いと逃走を繰り返していた!

5,悪縁犬喰戦争with涼……14p
　今日も仕事だ咲ちゃん!　そして行方を阻む警官たち!　君たち同じ公務員でしょとか言っちゃいけない。何故ならば抑止機関は隠匿された秘密組織なのだから!
　行け!　咲ちゃん!　この町の平和は君の手に掛かっている!

6,Incident/山頂に咲く灯火(欠損・グロ・暴力・血注意)……18p
　咲が抑止機関に来る前のお話。六課に来る羽目になった出来事です。その頃咲はまだ○学生で、学校を適度にサボりつつ不良をやっていた――そんなお話です。

7,夏だ!海だ!六課VS巨大ナマケモノ風味サマーリゾート……15p
　夏だー!　海だー!　大災が……えっふえっふ。
　今回仕事で来た無人島では、とても良い海水浴日和でした。あの、巨大なナマケモノさえいなければ……!!
　周辺の村々は誰が観光権を手に入れるか揉めに揉め、騒ぎを聞きつけてきた機関は「あいつらならいつも手が空いてるだろ」とばかりに六課に仕事を回す――!!　というか仕事回さないの上層部の所為だろ!ふざけんな!
　あ、今回のあらすじ半分はjorkです。

閑話,冬虫夏人(虫・グロ・死体・不気味注意)……8p
　おまけ。気持ち悪い感じの話。ギャグ成分は入っておりません。
その昔、一組の夫婦がおりました。それはそれは仲睦まじい夫婦であったと聞き及んでいます。しかし、幾ら月日を過ごせど、御子を授かる事はありませんでした。姑や夫からの圧力が奥方をじわじわと追い込んでいきます。そんな折に、ある宗教組織の人間が奥方に接触したんだとか――
　話は、おしまい。