「今日から嫁と嫁の腹の中にいる子供のためだけに生きる」
悪徳金融を営んでいた悪友がそんなことを言ってきたときは耳を疑った

学生のころから付き合っては別れを繰り返していた恋人に子供ができたらしく
これを機会にまっとうな人生を送りたいとのことのこと
そのための資金としてに現在ある債権を俺に買い取ってほしいと言うことだ

無職ではあるが親族から資産の相続などがあり
ある程度の金銭の余裕があるため、債権を買い取ることに

その際、友人から譲り受けた書類には、債務者、返済方法、返済額など
詳細が細かく記入されていたのだが、その中に普段無職の俺をゴミのような目で見る
元クラスメイトの嫁の名前とトンデモナイ返済方法が、、、

登場人物

後藤明子【34歳】主婦
高校時代【俺】を昔虐めていた元クラスメイトの彼女で現在の嫁
で普段から【俺】をゴミのような目で見る奥さんクループのリーダー
【借金理由】インタネット通販による浪費
【借金総額】二百万円


切東恵子【34歳】元クラスメイト
【俺】の元クラスメイトで俺の家の右隣に住んでいた幼馴染
大学卒業後、同じく幼なじみで元クラスメイトの左隣に住む幼馴染♂と結婚
【借金理由】夜逃げした後輩の連帯保証人になっていたため
【借金総額】五百万円


坂本千夏
【俺】と同じ底辺のクラスメイト♂と高校卒業と同時に結婚した元クラスメイトで元委員長
【借金理由】家計を助けようと夫に内緒でしていたFXの失敗
【借金総額】千二百万円
　
【俺】
高校のころから【オッサン】と呼ばれるどこにでもいるど底辺中年
二十代後半から生え際が後退し現在は悲惨なことに

基本30枚+差分　総枚数207枚となります。