主人公は、とある大学に通う、普通の学生。
何て事の無い日常を送る彼の前の前に、突如現れた、
外国からの留学生、ラン。
黒髪ロングに、ツンとした表情。
周囲を寄せ付けない雰囲気に、東洋人特有の、神秘的な美貌。
仲良くなりたい、と思った彼は、彼女に話し掛けるが、無下に扱われる。
それでもめげない彼は、ある方法で、彼女と話す機会を得る。
次第に、心を開いていくラン。
人見知りだが、心を許せば、彼女も普通の女の子だった。

「カンシャ」

何かを世話を焼いてくれる、同い年の男の子。
遠い異国で、孤独を感じている彼女が、次第に心惹かれていくのは、
自然な事だった。

「スキ、アイシテル」

拙い日本語で、ランは言った。

人見知りで、寂しがり屋。言葉もおぼつかない少女は、内に熱い情熱を
秘めた、恋する乙女になっていた。
二人の関係は、急激に深く、淫らなものへと変わっていった。


基本10枚、テキスト差分8枚。