「────僕は、必ず君を助け出す」

　異世界のデスゲームに囚われた男女。
　生き残ったプレイヤーだけが現世に帰還できる、絶望のバトルロワイアルが始まる。

　人々が欲望を剥き出しにする地獄の戦場から、愛しい恋人を救い出せ。
　寝取られ、全てを絶望に塗り潰される前に。

　貪欲なる"性"と、絶望の"死"が交錯する、神経ギリギリの本格極限デスゲームノベル。
　体験版は、第三章まで無料立ち読みできる大ボリューム仕様。何のスキルもチートもない平凡な童貞青年の主人公:竜崎。
　趣味のサバゲに興じている時、突如、異世界空間へ囚われてしまう。

「竜崎さん……私を助けてください」

　そこで出会ったのは、美しいメイド服の少女:斐月。
　二人きりの時間を過ごすうちに親密になり、竜崎は彼女に恋してしまう。
　だが、そこから始まったのは楽しい異世界ライフではなく、血と硝煙で屍築くバトルロワイアルだった。

　六十人の転移者が揃った後、現れた仮面の女が全員に武器を配り、デスゲームの開幕を告げた。
　ルールは、3チームに分かれた戦争ゲーム。生き残ったチームだけが現世に帰還できる。

　絶望の中で、皆を救うため竜崎は奔走するが、希望は砕かれ、殺し合いは加速していく。
　そしてついに斐月にも、悪意に満ちたプレイヤーたちの手が迫り来る。

　──「おい、この野郎……斐月さんに手を出すな!」
　────「やめてっ……!　ううっ……嫌ぁあ……!」
　──「さーて、この隔壁が開くまでに何発、斐月ちゃんと中出しセックスできるかなあ?」
　────「お前らのチーム全員……俺がブッ殺してやるよ、クソが!」
　──「いやぁああああ!　いたいぃいいい!」
　────「オラァ!　こっちもイクぞ!　たっぷり注いでやるから、そのまま孕んじまえ!」
　──「出る出る出るうぅうううう!　メスガキのキツマン最高ぅうううう!」

　獣の欲望が渦巻く地獄と化した戦場を、血と涙にまみれた竜崎は走る。
　全ては、自分に希望を与えてくれた一人のヒロインを救うために。

　────「穢れた手で、二度と彼女に触れるな。クズ野郎」1-　遠すぎた英雄　・・・6
2-　闘争本能　・・・60
3-　殺戮衝動　・・・137
4-　復讐の旅路　・・・234
5-　生贄の間　・・・296
6-　バトルロワイアル　・・・361
7-　ストラングルホールド　・・・428
IF1-　死後の楽園　・・・496
あとがき　・・・530

登場Hシーン数:6回

Hシーンに含まれる要素:
和姦/レイプ/逆レイプ/寝取られ/凌辱/処女/純愛/ヤンデレ/メンヘラ
中出し/種付け/フェラチオ/パイズリ/ぶっかけ/母乳/薬物/乱交/オヤジ■竜崎　拓郎(りゅうざき　たくろう)
　主人公。脇役人生を歩む、特に取り柄もない童貞。メイド服の少女:斐月と出会い、彼女を守り抜こうと決意するが……
　──「困っている女の子を放っておけるわけない。僕は、必ず斐月さんを守る」
　────「一緒に生き残ろう。僕たちに出来るのは、それだけなんだ」
　──「斐月さんの居場所は知らないんだな?　だったらここで用済みだ。大人しく死ね」
　────「今からブッ殺してバラバラにしてやるから、その汚ねえチ○コ洗って待ってろ」

　■斐月(ひつき)
　異世界で出会った、メイド服を着たミステリアスな少女。竜崎と親密になるが、その先には想像を絶する苦難が待ち受けていた。
　──「胸ばっかりじろじろ見るなんて、良い度胸してますね。こんな状況でなかったら、蜂の巣にしてるかもですよ」
　────「早く助けに来てください……!　今がヒーローになるチャンスですよ!」
　──「竜崎さん……好きです……逢いたかったです」
　────「竜崎さんの、すごく熱いです……おっぱいに挟んでいても、すごく感じますよ……」
　
　■仲嶌　永歌(なかじま　えいか)
　私兵率いるネットアイドル。見た目は可憐だが中身は腹黒で、竜崎と斐月の恋仲を利用しようと画策する。
　──「助けてもらったのに、ごめんね……?　これ、ボクたちの仲間なんだ」
　────「斐月ちゃんは人質だよ?　ボクを殺したら斐月ちゃんも死ぬよ?」
　──「ボクは考えたんだよ。敵のチームを腑抜けにしちゃえば、この戦いに勝てるって」
　────「竜崎くんに、ボクの何が分かるっていうの!?　その得意げな顔、すぐに絶望に染めてやる」

　■石鎚　舞子(いしづち　まいこ)
　ヴィジュアル系の赤と黒のドレスを着たメンヘラ女。竜崎に目を付け、偏執的かつ暴虐的に付き纏う。その正体は……
　──「竜崎……良かったら、私と組まない?　キミは、他の奴らと違う匂いがするよ」
　────「本当はここに生き残る為の鍵があるのに、誰も気付かないまま素直に殺し合うんだから。馬鹿だよねえ、醜いよねえ」
　──「どう?　私の舌、気持ち良い……?」
　────「精子はどんどん作られるんだから、たくさん出した方が健康にもいいよ?　一生オナニーなんてしなくて良いくらい、私が竜崎を気持ち良く射精させてあげる」

　■凩　芽衣子(こがらし　めいこ)
　愛煙家のダウナー系OL。マイペースだが自虐的で破滅願望がある。成り行きで竜崎と共闘する事になるが、次第に躁鬱が顕在化していく。
　──「相手が殺しにかかってくるなら、全力で抵抗します。死に方くらいは自分で選びたいですから」
　────「んもう、私ったらスーパーナイスですね!」
　──「この世は苦しみに満ちてる。それを根本的に解消する唯一の方法が、殺したい奴を殺し、永遠に消し去ることです」
　────「オモチャで結構遊んじゃったので、あんまり綺麗じゃないかもですけど……処女ですよ」

　■冬木 鴻(ふゆき　こう)
　元自殺志願者の女子大生。冷静かつ聡明でリスクを避ける主義だが、竜崎と行動する内に絆を深めていく。
　──「こんな血まみれの男とデートをすることになろうとは、人生は何が起きるか分からん」」
　────「もし協定が維持できなくなり、私と戦う事になったら……その時は、一撃で私を殺せ」
　──「流れに任せて一回くらいキスしてくれても、今の私は許してやるが」
　────「ありがとう……私のヒーロー」
　
　■内海 桂(うつみ　けい)
　竜崎のバイト先の同僚女ヤンキー。言動は粗雑だが、根は臆病。竜崎を頼ろうとするが、トラブルメーカーゆえに事件を引き起こす。
　──「まさか、一生出られねえってわけじゃないよな!?　ウソだろ!?　ふざけんなよ!」
　────「私を差し置いてイチャイチャされると、なんかムカつくんだよ」
　──「わ、私をレディ扱いする気か……?」
　────「もう嫌だよ……助けてくれよ……竜崎ぃ……」

　■宮代　怜(みやしろ　れい)
　ロシア人とのハーフの美人。優れた危機対応力があり物怖じしない。初めは全員での結託を呼び掛けるが、次第にデスゲームに染まっていく。
　──「一応、この空間に居るって事は仲間同士よ。悪い事は言わないから、ひとまず協力し合いましょう」
　────「それじゃあ、忘れ物は無い?　出発しましょう。このふざけたデスゲームを終わらせるわよ」
　──「チッ……少しは黙ってなさいよ、ウスノロ」
　────「賢いハンターは、一撃では獲物を殺さない。たっぷり悲鳴を上げさせて、それを聞いた仲間が集まってきてから皆殺しにするの」

　■頚城　九頭子(くびき　くずこ)
　旧ドイツ軍の将校服を身に纏った女子大生で、老人のような喋りをする狂人。冬木とは従妹の間柄で、彼女を溺愛している。
　──「で……ここは何処なんじゃ?　教えてくれたまえ、宇宙人」
　────「敵には情けなど不要。躊躇わずぶっ殺すんじゃ。さもなければ、恋人を守る事などできんよ」
　──「絶対に迎えに行くぞぉ……わしが居なくて辛いだろうが、もう少しの辛抱じゃ……」
　────「この怠惰なクズ豚が!　わしが貴様の出来損ないの頭の中身を見てやろう!」