■概要
上巻でヒロインが寝取られた後のお話。
淫猥極まる淫魔の日常と、堕ちたことで精神的にも変化したヒロインが描かれます。
ヒロインを寝取られた男は、妙に現実的な夢としてその姿を見続けさせられてる感じですね。
ボテ腹描写や搾乳描写有り、基本的に主導権は男側です。

【あらすじ】※上巻の要約

己が欲望のために世界を変質させる淫魔の存在。
リセは自身も淫魔を宿したことで、そういう常識外の存在がいることに気が付いてしまう。
知らぬ間に世界が変わる事への恐怖、しかしリセはただ怯えるだけの存在ではなかった。
何とかできないかと悩むリセ、そこに思いもしない相手からの救いが入る。
それは己の心に宿った牝淫魔リップ、彼女はリセに淫魔に抗する力を与えるというのだ。
そのためには男と交わることが必要と言うが、トウヤという相手がいるリセにとっては難しい条件ではなかった。

トウヤと交わることで孕んだ魔杖、それを用いた【ルージュ】への変身はリセを変える。
それはリセに万能感すら与えるモノだった。
怯えるだけだった淫魔に対し、圧倒的に優位に立ち回れたのだ。
これならばどんな淫魔も倒していける。
そう思わせるモノだった。
しかし……

初めての敗北、ドウガネという圧倒的な力の前になすすべもなかった。
犯されこそしなかったが、その敗北の中で感じたドウガネという男の魔力にリセは惹かれ始める。
リセがドウガネに感じたのは、雄々しい圧倒的な力強さだ。
それがリセには、何よりも魅力的に思えた。
トウヤでは不足……。
淫魔に敗北を重ねるようになり、リセはそれを強く実感していく。
敗北し犯される中で牝淫魔としても覚醒していき……
ついには淫魔の存在を肯定し、正しい在り方だと感じるようになっていった。

そうしてリセは、牝淫魔として完全覚醒してドウガネのモノとなるのだった。