浦和冬馬はごくごく普通の男子学生。
進級を機に同じクラスになった杏奈と仲良くなり、ようやく最近付き合い始めたばかり。

初々しい二人はまだ清い関係で、お互いに意識はしているものの、口付けさえも交わしていない。

そんなある日の放課後、お互いに将来の夢を語り合う二人。
そこで初めて杏奈から「女優を目指している」と告げられる。
「恥ずかしくて誰にも言ってなかったけど……実はもうオーディションにも受かったんだ」と杏奈。
冬馬は驚きながらも、大好きな杏奈を応援すると約束する。

そしていよいよ杏奈初仕事の日。
緊張する彼女の楽屋へ突然現れたのは、広告代理店に勤める三成だった。
彼はその立場と権力を使い、若くて可愛い女優の卵を食い物にしている男。

そんな三成の毒牙にかかり、それでも夢を諦めきれない杏奈は、今日もまた冬馬に嘘を吐いてしまうのだった……。



■浦和冬馬（うらわ　とうま）
男子学生。
進級と同時に杏奈と同じクラスになり、やがてお互いを意識するように。
夏休みに距離が縮まり、二学期に冬馬からの告白で付き合うようになる。
自分の誕生日が冬なので、その日までには杏奈と大人の関係になりたいと思っている。

■羽室杏奈（はむろ　あんな）
冬馬と同じクラスの女子学生。
一学期の間から冬馬のことを「いいな」と思っており、夏休みのイベントで急接近。
夏の終わり、夕暮れの教室で冬馬から告白され、付き合うように。
生まれて初めて出来た彼氏にドキドキしながら、楽しく毎日を過ごしている。
クラスではそれほど目立つタイプではないけれど、可愛い見た目と巨乳、おっとりした優しさから憧れている男子も多い。
そして残念ながら、オカズにされやすいタイプ。
夢は女優になること。でも恥ずかしくて家族以外には話していない。

■金田三成（かねだ　みつなり）
広告代理店のお偉いさん。
その立場を利用して、若くて可愛い芸能界志望の女の子を食い物にしている。
散々遊んで、飽きた女の子は知り合いのＡＶプロダクションへと売り飛ばす鬼畜。
しかし一物は超巨根。
女の子たちも最初こそ痛がるものの、慣れてくると三成の巨根じゃなければ感じられないほどになる。
もちろんテクニックも一流オブ一流。