【あらすじ】

満月の夜に連続して起こる猟奇殺人。被害者の女性は共通して、性器を内側から破裂させられ、乳房をもぎ取られていた。
県警の女性捜査官・夏実は、彼女たちのむごたらしい殺され方に、ひそかな被虐願望を疼かせる。噛み千切られる瞬間、彼女たちは悦びに達したのではないだろうか。
報告された犯人像の異常さに、夏実は自らおとり捜査を提案した。それが拒否され、彼女は私的に拳銃を手に入れる。女を引きちぎる獣のような男と対峙するのは私だ……。

官能作家・瀬井隆がデビュー前に別名義で書いていた作品を、再編集して電子書籍シリーズ化。今回はエロティックホラー編の3。今回は血の匂いとバイオレンスに満ちた、三話完結の狼男ストーリーです。残虐な描写が苦手な方はご注意ください。

文字数:約28,000字(長編小説の約1/3の文量)
表紙イラストに「佐野俊英が、あなたの専用原画マンになります」を使用しています。
(S/N:GJ0312668)