■プロローグ

季節は秋、木枯らしが吹き寂しさが募る季節。

紅葉が散り、冬に備える樹木が侘しさをより一層引き立てていた。

人々は雪に備えての準備をしており、うら淋しい雰囲気が村全体をおぼろげに包んでいる。

男は宿の予約をしていた。

バス停から宿に向かい、慣れ親しんだ門を通り部屋に行く。

そこには以前、会遇した女性が澄んだ空を窓越しにぼんやりと眺めていた。

【櫟】
「あら、ご予約の方は誰かと思いましたら……旦那さんでしたか。御無沙汰しております、櫟です。」

【櫟】
「忘れてはいませんよ。あの日のことは昨日の様に覚えています。本当ですよ?　……ふふっ、もちろん今……思い出しました」■作品構成(約1時間10分)

・夕の部

1:洒落と道程(06:14)……久方ぶりの出会いは櫟のペースで進んでいく。洒落と軽妙な会話を織り交ぜながらあなたを手玉にとり、真意を推し量りつつもすっぽりと包まれていきます。

2:憩いの耳かき(17:55)……膝枕をされながらの耳かき。櫟の人となりと年長者ならではのアドバイスなどを懇々と。最後はゆったりそのまま眠りにつきます。

・夜の部
1:上冬の好誼(10:10)……オーセンティックなバーのような雰囲気の個室でお酒を手にしっぽりと。胸襟を開く彼女をあなたは静かに受け止めます。

2:夜の濡れごと(36:54)……口移しでお酒を飲まされ、雰囲気のまま流れで行為。キス、耳舐め、フェラでフィニッシュ。お疲れ様でした。


■作品ポイント
・上冬の好誼……夜の雰囲気は大人の香り。ウィスキーはオンザロックで時計の音を背景に男女は語る。櫟はそうした雰囲気がお好きなようで、あなたもそれに合わせます。

・濡れごと……キス、ディープキス、たっぷりの耳舐め、フェラに終った後のお掃除フェラ。これでもかとたっぷり舐め尽してくれます。

・全てバイノーラル……全篇を通じてバイノーラルで収録しております。目を瞑り、布団に横になり、音に集中して頂き、この世界に是非没入してください。

■出演
櫟(いちい):一色ヒカル 様

■制作
サークル:うたかた
シナリオ,編集:尼子直次
イラスト:池谷神楽

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