【収録内容】
物品化・お菓子化・衣服化・幼児退行・金属化・固め・風船化
【各話あらすじ】
・物品化(※小スカ、飲尿)
大富豪一坂家の家督争いに巻き込まれ、一坂家次女「一坂まりん」の家を訪れる「俺」。
「俺」は継承権を破棄するよう「一坂まりん」に勧めるが取り付く島もなく、
進まない話し合いを続けているうちに不運にも雨に降られ、一泊することとなる。
気まずい空気、ぎこちのない会話……
〝おまえは自分が火種だとは少しも思っていないのね〟
その一言から空気が一変して……?
・お菓子化(※エロなし)
従兄妹である「一坂珊瑚」の家を訪ねた「僕」。
過去のすれ違いから「一坂珊瑚」に対して複雑な感情を抱いてる「僕」は和解を試みる。
手探りながら互いに歩み寄り、「僕」は振舞われた手料理に舌鼓を打っていたが……
〝今、何かが腹の中で動いた気がする。
ころん、と固形の物が転がるような、妙な感覚があったような……〟
・衣服化
引きニートの「僕」のもとに自称・時空間を司る神が現れた。
神は言う。
〝「井上心菜は今日死ぬ。だからお前が救うんだ」〟
近くの学園に通っているという見知らぬ彼女を救うために、「僕」は奮闘することに……。
〝「どうやってぇ……?」
「お前はこれよりアストラル体となり、井上心菜の持ち物に憑依する!　後は上手くやれ!!」〟
・幼児退行
日本でも有数の富豪である大神家に生まれた「俺」は
先祖代々受け継がれてきた秘術を使い、キューピッドを自称する異形を召喚する。
〝「……お前は、我が大神の家系に繁栄をもたらした。……そうだな?」
「うん!　きみのご先祖様からず～っと続いている関係だ」〝
〝「僕は誰にだって力を分け与えてあげるわけじゃないんだ、
試練に耐えることができるニンゲンにだけ幸福を与えるんだよ～」
「そう。その試練だ。
……父さんも、爺様も受けた。そして『認められた』……そうだな?」
「うん!　すごいやシューイチ、その試練を受けたいって言うんだね!?」〟
自分への関心が薄い父母に認められるため、そして大神家としての誇りのために
「俺」はキューピッドの試練を受けることにする。
〝「試練っていうのはねぇ、
名付けてぇ～……『赤ちゃんになっちゃう!?　はらはら・ばぶばぶれっすん』なのだぁ」〟
・金属化
相棒の魔術師「セレーネ」と共に冒険者をしている「俺」。
いつものように魔物の討伐依頼を受け洞窟にやって来た二人は罠に掛かり捕らえられてしまう。
「俺」の前に現れたサキュバスは言う。
〝「賭けをしよう。私の目を見続けろ。
私の目を見つめている間は鉄化が止まり、目を逸らしている間は鉄化が進行していく。
完全に鉄に変わるよりも先に、無事に射精できたら術を解いてやろう」〟
奇妙な内容の我慢比べ。「俺」は訝しがりながらもその勝負を受ける。
〝(た、確かに、これは結構「キく」な……)〟
・固め
病気の主人を助けるために魔女の城を訪ねた「騎士」。
私財を差し出してでも主人の薬を求める彼に城主と二人の住民はにべもない態度をとる。
〝ぱちん、城主が扇を畳みその先端で騎士の顎を撫でる。
「金よりもずっと楽しめるものがあるじゃないか」
これまで無感情無関心を貫いていた城主に初めて感情らしい感情が現れた。
ニタニタといやらしい目つきが騎士の身体を舐る。
言葉で言われずともその意図を察するような、剥きだしの情欲を向けられて、騎士は肌が粟立つのを感じた。
「…………っ、か、身体……ですか……?」〟
騎士はやむを得ず純潔の身体を奉げることにするが……。
〝「それをおまえのペニスの先に着けろ。
指定する時間まで鈴を鳴らさなければ、おまえの願いを叶えてやる」〟
・風船化(※女性主人公)
抜きん出た才はないがなんでもそつなくこなすことができる優等生「槙野湖鳥」。
彼女は同じクラスの地味な男子「下村」のことが気になっている。
ある日些細なミスをきっかけにして、「下村」を自分の家に呼ぶことに成功する。
〝「…………女子の部屋、はじめて入った」
「……私も、男の子を入れたのははじめて」〟
〝「下村くんと二人っきりになれて……嬉しい」〟
〝「ふふ、硬くなってる」〟
〝(かわいい、かわいい、かわいい、かわいい)〟
やがて彼女の情欲は暴走していき……?
〝「ち、違うのぉ…………私、『そんなこと』、する気じゃ……っ」〟
※絡む相手は全て女性です。
※第1話の物品化には飲尿描写があります。
※第2話のお菓子化は完全なエロなしです。ご注意ください。
【サンプル】
第4話幼児退行の全文
第7話風船化の全文