正義を愛するテコンドー少女メ〇・リーは日々跳梁跋扈する悪を憂いていた。
しかし、正義の味方はいつになっても現れない。
ついに業を煮やした彼女は自らが正義の変身ヒーローとなることを決意したのであった…!
(一体どうして、こんなにも世の中には“悪”が多いんだッ――!?)
正義を愛するテコンドー少女、メ〇・リーは苛立ち紛れに目の前の壁を殴りつけた。
浜の真砂は尽きるとも、世に悪人の種は尽きまじ。
まさにその言葉が真実であることを、彼女は日々噛みしめていたのであった。
しかし、そのように絶望的な状況であっても――
彼女が憧れてやまない「正義の味方」は、いつになっても現れないのだ。
「誰もやらないなら、仕方ない――この私がやるまでだッ!!」
ついに我慢の限界を迎えた彼女は自らが正義のヒーローとなって世に蔓延る悪を討つ決意を固めたのであった。
「そうと決めたら、まずは変身だなッ!やっぱり、ヒーローと言えば“変身”だからな――まず、このマフラーは外せないとして……しかし、私とバレては意味がない……とすれば!!」
そう考えた彼女は、まず身元が分かるもの一切を身につけないことにした。
その上で、変身ヒーローのコンセプトは「全裸にマスク」と決めたのである。
「この破廉恥極まる姿なら、まさか私だとは誰も思わないはず。そのうえ悪が勝手に寄ってくるに違いない!しかも毎回違うマスクを身に着けることによって偽装も完璧だ!!――さすがは私、天才的な頭脳の閃きだなッ!!」
そうして自身が正義の使者であることを強調するため、自ら“ジャスティス仮面”と名乗って夜の街へと繰り出していったのだ。
だが当然のこととして、その正体がメ〇・リーであることは誰の目にも一目瞭然である。
ところが、当の本人は何故かその点にまったく気がついていないのであった。
かくして街にあふれる小悪党どもに正義の鉄槌を下し始める彼女であったが、そのうち本当の国際犯罪組織「Q」に関わることになってしまったのである。
はたして正義の全裸戦士こと、ジャスティス仮面の運命や如何に!?
■収録内容:基本CG18枚・差分込み合計88枚収録
(※差分対応にてマスクの着脱や被ダメージ状態の切り替えが可能です)
■参考解像度:XGA準拠(モニタ閲覧サイズ)