会社員として働いていた、女性型アンドロイド好きの園田康生はある日、知らない女性数人が家に乗り込み目隠しをされて連れ去られた。
　そして彼が連れてこられた場所は、山奥の広大な場所に造られた、女性型アンドロイドを製造する工場と大きな一軒家、いくつかの建物が建つ広々とした場所だった。そこで彼は、ミレルという美少女ガイドにこの場所を全て好きにしていいと言われ……という話です。

　pixivにて、1話を公開しておりますので是非ご覧ください。
　
　



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形式:PDF

ページ数:縦版 173 　　 　横版 74


1話

　出勤前、突如身を隠した女性達に誘拐された、女性型アンドロイド好きの園部康生。目を覚ますとそこは、遠くを山に囲まれた広々とした場所だった。巨大な工場と離れた場所にある豪華な一軒家、そしていくつかの建物と更地があるだけの場所。そこに、ミレルと名乗る美少女が現れ……


2話

　流れのままに、突然名のない街の運営権と、アンドロイドの製造権を与えられ、全てを自由にしていいと言われた康生。
　綾子という理想の容姿をしたアンドロイドに理想の擬似人格を入れ、妻として迎えた後、彼の名のない街での手探りな生活は、機械妻との情事から始まり……
　
　

3話
　
　康生が名のない街を与えられてから3週間。すっかりと慣れ始めたこの場所での生活。
　街には、彼がとりあえずと追加させた女性型の住人が増え始め、施設も増えて街としての彩りを帯び始めた。
　そんな中、彼は街の様子を見るついでに自分の好きにできる住人達で遊んでみようと……


4話

　街で見かけた、人間としては年齢差が無さすぎる母娘の、美和子と恵を気に入り、それぞれ家事手伝いとコーヒーメーカーとして迎えた康生。
　より家内に彩りと色気が増した中、彼はふと、さらなる街の充実がしたいと感じ始め……


5話

　康生が名のない街を与えられてしばらくの月日が経った。
　街は彼が連れてこられた当初に比べ、さらに発展し、街には機械仕掛けの美少女と美女が住人として溢れかえっていた。
　もちろん彼の家にも、理想の愛する妻と家事手伝い、美少女の姿をしたコーヒーメーカーかおり、夢のような日々が送られていた……