なんの変哲もないとある学園、『根宿学園』。この学園の生徒会長を務めている女子生徒「双鳴 遊良」(ふたなり ゆら)には一つ大きな秘密があった。
　　　　それは――――彼女の陰部には生まれつき男性器が備わっていることだ。
　彼女が異常なのはその肉体的な特徴だけではなく、その性欲にもある。彼女の性欲は一般的な思春期の男子たちを優に超え、学園ではクールな全校生徒のあこがれの的である生徒会長を演じる裏で、毎時間隠れて自慰行為に励むほどだ。
　彼女自身自分の性欲に不便さを感じているが理性で抑えようとしても男性器の勃起は収まらない。少しでも煽ればパンツが見えてしまいそうなほどに丈の短い制服のスカートでは隠せないほどの男性器の勃起を抑えるために仕方なく人目につかない女子トイレで人知れず自慰行為を繰り返す日々。
　しかし、彼女の面倒だという気持ちと裏腹に性欲を発散する瞬間は強烈な快楽に襲われる。凜の小テストの点数が悪く2人きりで勉強会をすることになった遊良と凜。図書館での勉強を終えカフェで一息ついていると遊良に思いもよらぬ質問が凜から飛んでくる。
「先輩はどうして私に優しくしてくれるんですか?」
思いもよらぬ質問をされた遊良は硬直状態。思いを寄せる人に優しくするのは当然だが、遊良はこの気持ちを素直に凜に伝えることはできず……双鳴 遊良(ふたなり ゆら)

根宿学園に通う○○生。
成績優秀でスポーツ万能、股間にチ〇ポが生えていること以外は完璧な優等生。
学園の生徒会長を務め、学園生徒からは男女関係なく人気が高い。
しかし、学園生たちの遊良に対する何でもできてクールなイメージとは裏腹に、彼女は思春期の男子たちを優に超える性的欲求に日々悩まされている。亀元 凜(かめもと りん)

この春から根宿学園に入学した新入生。
どんなことでも一生懸命に取り組むが、天然でドジなところがある。
○○からはバレーボール部に入ろうと思い体験入部に行ったところ遊良と出会う。
遊良には勉強もバレーも上手でクールなところに憧れている。高千穂 結奈(たかちほ ゆいな)

凜のクラスメイト。
何事にも一生懸命全力で取り組む性格。
小学生のころからバレーをしていて、根宿学園に入学してからもバレー部に入ろうと決めている。
生まれつき体が弱く、激しい運動をすると発作が出ることがある。新井 陽菜乃(あらい ひなの)

根宿学園に通う2年生。遊良のことが大好きでいつももうアピールしている。
遊良に近づくためにバレーボール部に所属しているが、運動はあまり好きではない。
いつもバレーボール部部長の巴に扱かれている。
遊良が凜のことを気にしているのに気づいており、遊良に気にしてもらえる凜のことが気に入らない。本編40P(JPG版とPDF版)

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