あらすじ
静香編
夏の盆休みの期間、養女の新山静香は義父の朝比奈拓馬から帰郷の誘いを受ける。義父の要望に応えて、静香は夫の新山智樹と一緒に実家へ行った。

実家には静香のほかにも真琴、香織のふたりの養女がおり、三姉妹として義父と一緒に暮らしてきた。真琴や香織も夫婦でやってくる。

一家団欒の時間に喜ぶ拓馬の姿に、静香は胸を撫で下ろす。
急な連絡だったため、彼に異変があったのか不安になっていた。

その夜、実家の寝室で智樹と布団を並べる静香。
ふと、喉の渇きを覚えて、水差しの水を飲んだ。

そのとき、人の気配に身構えていると、拓馬の姿があった。
彼は普段と別人のように布団へ入ってくる。

尋常でない義父に部屋から出て行くよう静香は促す。
ところが、拓馬は立ち去ろうとせずに、朝比奈家で使用する湧き水の秘密を話しはじめた。

義父は先立たれた美妻の面影を三姉妹に感じて、人妻になった頃合いに、濃密な逢瀬を交わすのが夢だったと告げてくる。

震え慄く静香の浴衣寝間着をゆっくり解いて、義父は叢に眠る美裂へ顔を埋めてきた。暴力で突き放せない静香は、言葉を尽くして牡欲の暴走に歯止めをかけようとする。

必死に抵抗する人妻に、拓馬は劣情を昂らせた。
息つく暇をあたえず、その身体は……。

真琴編
実家に帰省して一週間が経過した。
真琴は静香が病に臥せったと聞いて、義父に疑いの念を抱く。

夫の和也は医者で、真琴の診察結果は大したことではないという。
その話を聞いて、益々、看護婦の人妻は拓馬に不信感を持った。

夜になり、浴室で湯浴みしようとする真琴。
脱衣しているうちに、浴槽に先客がいると気づいた。
相手は義父だった。

久しぶりに背中を流して欲しいと拓馬は話しかけてくる。
親子で湯に入ることは、この先ないかもしれない。
義父のしんみりした口調で断れない雰囲気にされてしまい、真琴は承諾する。

バスタオル姿で浴槽に入ると、拓馬は急な連絡をして済まなかったと素直に詫びる。率直に話をしているうちに、真琴は警戒心を少しずつ緩めていった。

ところが、ふたりで浴槽から上がったとき、真琴の体は弛緩剤を打たれたように動かなくなる。

そこまでが、義父の計画だった。人妻の背中を擦りながら、肉棒をタオル越しに押しつけていく。熟れた柔肉がひしゃげられて、真琴は相貌を赤く染めて、怒りをぶつける。

拓馬は静香に話したことを、真琴にも話しはじめた。秘水に浸かった女体は蓄積した欲望が噴き出すと聞いて、不安と恐怖に動揺を隠せない。真琴は次第に妙な高揚感にへばりつかれて……。

香織編
静香、真琴と病に臥せてしまい、夫の勇治は実家から出ようと言いはじめる。義父に疑念を抱いていない香織は、夫の忠告に耳を貸さなかった。

香織の帰郷は義父の暑中見舞いと古傷の治療を施術してもらうためだった。新体操の現役選手でもある香織は、義父に直接治療してもらう選択をとったのだった。

診療所のベッドに横になる香織の体を拓馬は念入りに調べはじめる。
人妻の想像に反して、彼はバストばかりに触れてきた。不快感に苛まれつつ、質問に答えて指圧を受けると、不意に眠気に襲われる。

目を覚ますと、香織の体は一糸まとわぬ状態にされていた。羞恥の極みに怒気を発すると、義父は人妻から頼んできたことだと受け流す。呼吸を荒くする女肌に、彼は針を打ってきた。その前には、秘水入りのオイルを塗られて、マッサージで擦り込まれており、性感神経は……。

舞　台
乳母村　実家の寝室、浴室、診察室

キーワード
秘水
朝比奈家の地下の水脈からくみ上げた飲料用の水で、催淫効果がある。

真琴の性癖
強気な性格のなかに、マゾヒストの一面を隠していた。

香織のトラウマ
所属する大学の総合運動部部長は、夫の父親で、過去に電車内で痴○に遭ったことから、逆に主要大会に推薦してもらうため、誘惑していた。
それでも、車内のトラウマを消せずに悩んでいる。

登　場　人　物
新　山　静　香
朝比奈家の次女で、三姉妹のなかでは一番おっとりした性格。
商社の総務部に勤務しており、営業部の夫と社内恋愛で結婚。
お嬢様の気風ながら、バランスがとれたスリーサイズで、隠れ巨乳。二十七歳。

寺　井　真　琴
朝比奈家の長女で、三姉妹のなかでは一番勘が鋭い。
看護婦の婦長になっており、医師の夫と結婚。
締まりと豊満さが融合した完熟の体が自慢。三十四歳。

井　上　香　織
朝比奈家の三女で、三姉妹のなかでは一番気が強く負けず嫌い。
体育大学の新体操選手。ずば抜けた柔軟性とプロポーションを持っている。二十三歳。

朝比奈拓馬
代々医家として有名な朝比奈家の主。三姉妹に跡継ぎを産んでもらう
べく、絶倫の情欲をありったけぶつけていく。四十五歳。

【注意事項】
※本作品の表紙は、生成系AIにより作成したイラストを使用しております。

※本作品は完全なるフィクションであり、登場する人物・団体・事件・施設等はすべて架空のものです。実在の人物・団体・事件・施設等とは一切関係ありません。
※本作中に描写される行為や考え方を著者は推奨・奨励するものではなく、あくまで創作表現の一環です。読者の皆様におかれましては、フィクションと現実を明確に区別し、ご自身の判断で作品をお楽しみください。
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