○ストーリ
大学の夏休み真っ只中。
一人暮らしの援助をしてくれている祖父に呼ばれ、父と実家のある村へ向かう事になった主人公。
そこで聞かされた村の伝承と形骸化した因習。

はるか昔、村から女が全く生まれなくなった際、信仰している神様からの御告げ。

『年に一度の私を奉ずる祭日の夜』
『本殿の中へ村から選んだ、もっとも性欲の強い益荒男を捧げなさい』
『さすればこの村に救いの子が現れるでしょう』

この御告げに従い一人の若者に村の未来を託した結果
本殿に籠っていた男はうら若く美しい女に生まれ変わり。
元男は村人たちの子を多く生み。神の加護を授かりし大母として村に恵を齎した、と……。

そんな御伽噺のような伝承も時が立ち形骸化していったが。
信仰深い祖父は因習を止める気はない様で村で行われるその祭事を手伝うように命令してくる。
断れば一人暮らしの援助を打ち切ると脅され、渋々参加することに。

神を奉っているという本殿で、何もない一晩をただ過ごせばいいと思っていた矢先。
闇に潜んでいた化け物に襲われ、気づけば女の身体にされてしまっていた。

祖父によると恐らく本物の神に見初められた結果、伝承通りに女になってしまったのだろうとのこと。
神の怒りが村へと襲うことを恐れた祖父により主人公は本来の儀式を全うするまでは街へと帰ることも許されず
元に戻る可能性を掛けて伝承通りにの行動をすることになるが……。

○基本CG枚数12枚
本編123枚+文字無し120枚　計243枚
メインキャラクター立ち絵(差分有)+その他
画像形式JPEG