男子ボクシング部主将の市原玲央は、学生ボクシングの全国大会で一年生の時から優勝し、三連覇という偉業を達成。更に今年は国際大会でも優勝し、圧倒的な強さから「学生チャンプ」とも呼ばれていた。卒業後のプロデビューに備えて練習に打ち込む玲央の元に、女子ボクシング部主将の佐々木ほのかが現れる。
リングの使用時間を巡り、口論になる玲央とほのか。女子部が実績を出せていない事実を指摘する玲央に対して、ほのかは地下ボクシングでの決着を提案する。
最初は呆れる玲央だが、ほのかに挑発され、思わず対決に応じてしまう。

地下ボクシングを見下しながらもリングに上がる玲央。「学生チャンプ」の実力でほのかを圧倒する玲央だが、女子相手の手加減や油断から思わぬ反撃を許してしまい…


※逆リョナ・格闘M好きの方向けの男負けミックスファイト/ミックスボクシング小説です。
※今回、本当に「公開処刑」されるので、大丈夫な方のみお楽しみ下さい。

本編24P(挿絵含む)
magisuke様作のカラーイラストが5枚入ります。
おまけSS付き(2P)

pixivに過去作含め色々アップしているので、ご参照下さい(本作のサンプルもアップ予定)。
市原玲央

大学三年生、男子ボクシング部主将。学生ボクシングの全国大会で一年生の時から優勝し、三連覇という偉業を達成。更に今年は国際大会でも優勝し、ボクシングファンの注目を集める。
その圧倒的な強さから「学生チャンプ」とも呼ばれ、その異名に相応しい鍛え抜かれた肉体と、精悍で整ったルックスを持ち、まだ学生ながら多くのファンを持つ。
男としてのプライドが高く、女子ボクシングを内心見下しており、またほのかの根暗さに苛ついている。そのため、ほのかに挑発された際に、思わず地下ボクシングでの対決に応じてしまう。佐々木ほのか

大学二年生、女子ボクシング部主将。発足したばかりで実績のとぼしい女子部の中で唯一、全国大会で入賞している。
口下手で根暗なところがあり、体育会系の玲央とは相性が悪い。そのため、前々から玲央に反感を抱いており、リングの使用時間を巡る口論の際、思わず地下ボクシングでの決着を提案する。
地下ボクシングには以前から何度か参加しており、優れたセンスで活躍。ファンも多い。