聖鷺女子学園水泳部に入部したばかりの瑠香にとって、放課後の練習は緊張に満ちた時間だった。特に、副部長・華澄から指導を受けるときは胸がざわつき、言葉も思うように出ない。
部員たちが帰った後の静かなプールで、華澄は瑠香の泳ぎを褒めながらも、その肩や腕を自らの指で正していく。その触れ方に瑠香の心臓は激しく跳ね、理性的な指導とどこか含みを帯びた親密さのあいだで揺さぶられる。
やがて更衣室での水着のサイズ確認をきっかけに、二人の距離はさらに近づく。華澄は自然な口実のもとに瑠香の胸元に触れ、その「確認」は次第に甘い愛撫へと変わっていく。戸惑いながらも抗えない瑠香は、やがて自らの欲望を口にしてしまう。華澄の視線の下、自ら水着越しに身体を触れることを受け入れ、彼女の前で初めて快楽に溺れていった。
その夜の出来事は、瑠香の心に忘れられない刻印を残す。しかし翌日以降、華澄は変わらず理性的な副部長として振る舞い、部活の場では特別な態度を見せない。その落差に瑠香は胸を締めつけられ、あの時の先輩の真意を確かめたいと願うが、言葉は喉に詰まり続ける。
やがて放課後の部室で、華澄から「寮の点呼のあとに、私の部屋に来て」と告げられる。こっそり呼ばれたことに驚きながらも、瑠香は自分の気持ちをはっきりと自覚する。――華澄に、自分だけを見てほしい。気高く優雅なその人を「おねえさま」として独占したいのだ、と。
胸に高鳴る鼓動を抱きながら、瑠香は華澄の部屋へ向かう決意を固める。

愛撫されながらのオナニー、自己観察、愛撫、拘束、目隠し、剃毛、クンニなど

A5/180ページ、37000文字。

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作品内のキャラクターのセリフや思考などの参考、表紙画像にAIを一部使用しております。