幼馴染の少女・橘陽菜だけは、ずっと自分の才能を理解してくれている――。
そう信じていた天才高校生・佐藤悠真。
だが、彼女が学園の人気者・翔と付き合い始めて間もなく、悠真にとって唯一の心の拠り所はあっさりと崩れ落ちた。
拒絶、嘲笑、見下し。
かつての優しさすら遠い記憶へと変わっていった。
裏切られた失望の中で、悠真は完成したばかりの発明品に手を伸ばす。
脳のシナプスに直接接続し、思考・感情・快楽・忠誠心を自在に書き換える『ニューロ・リライト・チップ』。

――これは陽菜自身が招いたことだ。

そう言い聞かせながら、悠真は幼馴染を自宅に呼び出した。
感度増幅、行動誘導、快楽支配、そして人格そのものの上書き。

「……知らなかった……私、こんなに淫乱だったんだあ……」
「私は、ご主人様に仕えるために生まれてきました」

彼は幼馴染を“恋人”でも“友達”でもない、絶対服従の私物へと作り替えていく。

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文字数は約15,000文字。
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