しーちゃんへの施術の後を追い、膀胱と大腸に発泡樹脂を充填されて身悶える遥乃先生。その様子に目覚めたばかりの能力が疼くしーちゃんは、大華先生や瑞希先生のサポートを受けながら遥乃先生の体の内外に触れて、先生の身体が持つ性感帯を正確に当てていく。先生達は、しーちゃんの能力とは快感に研ぎ澄まされた中で「身体が快感を享受することを優先する余り、生存本能を上回ってすべてを許容しようと変容する」という特性と「相手の性的な要望と快感の在り処を悟る」という力を併せ持つことだと確信する。それは佳乃先生らの祖母と同様の能力だった。
検査の目的をおおむね果たした先生達はしーちゃんの体内を洗い、ご褒美プレイとして膀胱内に新しい器具を設置する。それは職人に作ってもらった特殊なパラソル型の金属フレームで、膀胱の中で広げたまま「マキビシを入れた風船の空気を抜く」ように膀胱を内側から責める器具だった。