天使の血を引く巫女、リュミエール=アストリア。
神聖な血筋を持つがゆえに、彼女は“快楽魔術”の実験体として選ばれた。

その舞台は、魔導研究塔《第六環・調律室》。
空間そのものが魔法陣で構成され、触れられるだけで感応が走る“共鳴の檻”だった。
最初は祈り、拒絶し、涙した。

だが繰り返される調律の儀が、彼女の身体に“悦び”を刻んでいく。
「これは……神の試練……なの……?」
快楽に震えながらも、彼女は信仰を捨てなかった。

けれど、ある瞬間——
その祈りは、神ではなく“波動”に向けられる。
触れられるたびに響く悦びの音が、結界を安定させる“奉仕の巫女”として。

神の血を持ちながら、快楽に調律されていく少女。
清純が悦びに染まるその瞬間、リュミエールは“神の声”になる。

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<作品詳細>
作品形式:ノベル(PDF・JPG)
文字数:11,822字

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