美人大学講師・里奈は、ある日、取り返しのつかない弱みを握られてしまう。
相手は、決して関わってはいけないはずの若い男だった。

消せない映像を盾に、彼が要求してきたのは沈黙と服従。
逃げ場のない密室で、彼の要求を受け入れるしかない里奈。

項垂れる彼女に、彼は次第にエスカレートする要求を突き付ける。
立場も理性も少しずつ崩されていく里奈は、抗うたびに、より重い選択を迫られていく。

それは、たった一日の出来事だった。
だがその経験は、里奈の中で静かに形を変え、
この先の関係を予感させるものとなっていく――。

本作は、
弱みを握られた女性が、抗いながらも関係性を歪められていく――
その“始まり”を描いた官能シリーズ第1巻。

本文約15,000文字
挿絵10枚程度
イラスト作成に生成AIを使用しております。