「……どうせいつか死ぬのなら、優しい狼さんに攫われてしまいたい……」

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『Rotkäppchen』

◆　あらすじ

若き騎士である主人公は、二年前の戦いから消息を絶っていた親しい女騎士、
スカーレットが今も生きているかどうか、わずかな可能性を求めて
駐在している城塞都市をくまなく探し回っていた。

ある日、「赤目の娼婦がいる」という情報から
貧民街の娼館に向かった主人公は、そこでスカーレットと再会した。
目に隈が刻まれ、ブロンドは白く色が落ちた変わり果てた姿で。
さらに彼女は、騎士であった時の記憶を全て失っており―――

残酷で、それでいて甘く優しく、全てを理解した後に内側から焼け焦げるような物語。

◆　登場人物

・スカーレット

2年前までは主人公の同輩の女騎士で、明るく、彼の友人とも姉ともいえる面倒見のいい性格だった。
娼婦として再会した今は暗く、気弱な性格となっているが、以前の優しさと包容力は垣間見える。
苛酷な立場、記憶もなくただ生にしがみつく毎日に諦観を持っていたが、
主人公との関わりは彼女に変化をもたらし、そして、過去の記憶を取り戻すが――

・ヴォルフ

主人公。若い騎士。

スカーレットに対しては純粋な親愛の情と、仄かな恋慕を抱いていた。
無口で不愛想だが、実際のところ不器用かつ純情な性格で、
記憶のない娼婦のスカーレットとどう接するかを思い悩む。
以前はその性分から同輩の騎士達から「子狼」と馬鹿にされていた。

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◆　作品説明

本作は前作とは違い、「18禁」指定レベルの性描写があるストーリー重視のCGノベルです。
文章の比重が多めですが、Hシーンも標準程度の分量があり、そこだけのまとめ見も可能にします。
性描写は序盤だけやや過激ですが、全体的にはあまあま&ノーマルな仕上がりになる予定です。

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基本CG数(性描写) 　10枚(予定)
総基本CG数　　　　不明
本編ページ数　　　絶対、やたら多くなる