この作品の体験版レビュー

古参大手サークル新技術の衝撃クオリティに震える一作！！

レビュー担当：RYU

今回紹介させていただくのは「えのきっぷ」様より発売予定の「ソルルイaftermini」になります。
本作は10年前に同サークル内で発売された「ソルルイ‐異界の魔法少女ｰ」の後日談であり同一ヒロインとなっています。
※ストーリーは独立してますので過去作未プレイでも十分楽しめる内容でした。

ゲームシステム

ある日魔法の力を手に入れたヒロイン「ルイ」が、その身を狙う魔族「チュベロス」の能力である「淫獄」からの脱出を目指す4つのステージからなる短編RPGになります。
本作は「マッドスクール」、「魔狩りの森」、「ラビットハウス」、「ゴブリンの巣」の4つのステージから構成されておりそれぞれ違うゲーム性を持っています。
簡単な分類として「マッドスクール」＝脱出系、「魔狩りの森」＝戦闘系、「ラビットハウス」＝探索系、「ゴブリンの巣」＝スニーク系になり、それぞれのステージをクリアすることで淫獄から脱出できますが、途中で力尽きてしまうと…？

ちなみに、それぞれが普通の同人ゲームを1本分くらいのクオリティのため、1作に作品が4本詰まっていると言っても過言ではありません。
短編もながらプレイの満足度は非常に高く感じます。
4つのステージで違うシチュエーションのルイのえちえちな姿を楽しむことができます！
プレイ中はもはやチュベロスの目線で楽しみ尽くしました！

▼QTE＆鬼ごっこ形式の「マッドスクール」

▼マスを選んで進んでいくシンプルな戦闘エロの「魔狩りの森」
マスによってはランダムイベントも…

▼バニーとして見知らぬ男からのセクハラに耐えつつ評価値を稼ぐ「ラビットハウス」

▼迫りくるゴブリンを跳ねのけたり暗殺して巣の奥を目指すスニークRPG「ゴブリンの巣」

難易度

難易度はゲーム開始時にイージーとノーマルの2つから選択可能。
これによってルイのステータスやQTEの難しさが変化し、ノーマルのQTE は中々速く、ステータスも厳しめになっているので真面目にプレイしていても自然と幾つかのエロシーンに遭遇する印象。
戦闘エロや敗北エロは難易度の高さが逆にエロシーンの満足度に繋がることもあるので個人的には結構いい塩梅に感じます。
またステージ毎の差分や分岐も多々あり、様々なシチュエーションが用意されていますが、短編ということもありシーン回収は簡単で分かりやすかった印象です。

キャラクター

ルイ

本作の主人公。
気さくながらも真面目で気が強く悪いことが許せない性格。
ある日異世界に迷い込んでしまいそこで魔法の力を手に入れた。
異世界を救い元の世界に戻ってきた後時々魔物を倒しながら穏やかに過ごしていたが…

チュベロス

ルイを狙って異世界からやってきた巨大な目玉が特徴の魔族。
気さくで軽い態度で会話をするがその能力は悪辣そのもの。
ルイの心を折ろうと画策しあの手この手でルイを追い詰める。
頑張れ！応援してるぞ！

エロ要素

体験版内では「マッドスクール」と「魔狩りの森」の途中までをプレイ可能です。
（マッドスクールでイベント2個、魔狩りの森では2体の魔物との戦闘エロあり）

本作は立ち絵でのエロに特化しており、普通にゲームを進めているところからシームレスにエロシーンに移行する点が特徴です。
立ち絵にはSpineと呼ばれる技術が使われており、Live2Dとは違った2.5Dとも言えるような独特なアニメーションであり、ルイの仕草や表情が非常に細やかに表現されている大変素晴らしい技法です。

プレイの傾向としては催眠、凌辱、軽いリョナといったものがメインとなっており、ルイが必死に快感に耐えようと震える姿のアニメーションは必見です。
4つのステージによる４つの異なるシチュエーション、それらに新しいエロシステムを無理なく組み込める技術力とセンスには、素で上手いなぁと感じ入ってしまいました。
元より凌辱の表現や立ち絵でのエロに定評のあったえのきっぷ様の新作ということもありますが、これは自信を持ってお勧めできる作品です。

ムスコから一言

この完成度とエロさには僕とチュベロスさんも思わずニッコリ