この作品の体験版レビュー

爽快アクションRPG+濃厚エロで大満足

レビュー担当：RYU

今回紹介させていただくのは「モンスター研」様より発売予定の「魔王の秘宝2」になります。

ゲームシステム

前書き

このゲームナンバリングタイトルではありますが前作とはストーリーの繋がりもなくゲームシステムも全く違うため本作からプレイ可能です。

魔王率いる魔物たちと女神と4人の勇者たち率いる人間の戦いがあった。
結果として女神と勇者は破れ魔界にて封印され、そして勝利した魔王も弱った所を部下に裏切られてしまい姿を晦ましたのであった…。
そして100年後、新たな魔王が支配する荒れ果てた世界、その中で1人の盗賊が金目の物を求めて訪れた遺跡で奇妙な像を見つける。
誘われるかの様に像の瞳を覗き込んだ盗賊、そこには姿を消した先代魔王が封印されており、彼はその体を先代魔王に乗っ取られてしまいます。
盗賊の体を乗っ取って復活した先代魔王が主人公となり、裏切り者に復讐を果たすべく戦うアクションRPGになります。

操作方法は移動と連続で攻撃を行える通常攻撃、遠距離から攻撃出来たり敵の防御を貫通出来たりできるチャージ攻撃と連打できないものの強力な技であるスキル、回避行動であるローリングが主となったシンプルな操作になっています。
左上の骸骨マークが体力、その下の黄色いゲージがスタミナゲージです。
スタミナはローリングの他にもチャージ攻撃でも消費するため注意が必要です。

また攻撃アクションは使用する武器ごとに違い、それぞれに合わせた戦い方が攻略の鍵となってきます。
先代魔王とはいえその体は人間のもの、昔からははるかに弱体化してしまっています。
しかしその人間の体によって先代魔王であることを隠し、拠点を作ることで、冒険の途中に助けた人間に違和感を持たせる事無く住まわせることが出来ます。
そして敵を倒すことで得られるマナを町の中心に有る魅了の像に捧げることで、魅了魔法を発動し人間を堕落させるのです。
更に人間を生贄に捧げることで魔物を召喚、眠りにつく女神を犯させ聖なる力を汚すことで主人公に新たな能力が解放されパワーアップします！

ちなみに、生贄に捧げることが出来るのは封印を解いて仲間になった勇者も例外ではなく…。
主人公の鬼畜っぷりがなかなかにエグいです。

難易度

難易度選択は無く操作性はシンプルですが、ローリングや攻撃のモーションに少し癖があり慣れるまではボス以外でもゲームオーバーになってしまうことも。
斜め移動やローリングしたい場面が多いため、ゲームパッドの方がプレイしやすく感じました。
またゲーム性、操作共に有名アクションゲームの「cult of the lamb 」の丸パクリに似ているため、そちらをプレイしたことが有る方はより楽にプレイできるかと思います。

キャラクター

主人公（先代魔王）

100年に女神と勇者と戦っていた魔王。
戦いの後に配下に裏切られ窮地に陥ったが精神体を石像に潜ませることで生還した。
人として復活した後は力を蓄え虎視眈々と復讐の機会を窺っている。

女神

人類を守護する女神。
強い力を持ち勇者たちと共に魔族と戦ったが敗北し封印され眠りについている。
眠っていてもなお主人公の能力を封じるほどの強い加護の力を持つ。

アーリア

4人の勇者の1人。
過去最も大きかった人間の王国の姫。
王族でありながらも勇者として戦うことを選んだ気高く、真面目な性格。
「純潔の花」の異名を持つ。

ヒルデ

4人の勇者の1人
他の人間との交流の少ない謎多き集落出身の戦士であり集落の長でもある。
姉御肌で面倒見がよく勇敢な性格。
過去には集落に現れた巨大なクマの魔物を素手で倒したことから「熊殺し」の異名を持つ。

巴御前

4人の勇者の1人。
東方の国からやってきた女武士。
女の身でありながらその剣術の腕前は達人そのもの。
強気かつ真面目な性格で自分の剣に誇りを持っている。
当方の国では高い身分であったが魔物の軍勢に対抗すべく単身ではせ参じた。

フェビー

4人の勇者の1人。
清廉で進行深い且つ心優しい性格。
その人柄と信仰心から地上での女神の代弁者と呼ばれることも。
魔族と戦うべく共に戦うことのできる勇者を探していた、ある意味での最初の勇者。

エロ要素

体験版では2体のボスと2つのエロシーンがプレイ可能。

エロシーン抜粋

・封印で動けない女神をオークが巨乳揉みしだいてバックでレイプ。
・清廉な騎士アーリアを魅了魔術で催眠からの手マン→アへ顔絶頂

主なエロ要素としては生贄を捧げた際の女神の凌辱シーン、勇者を堕落させた際に発生するイベントシーンが挙げられます。
全体的なシチュエーションとしては主人公による凌辱がメインとなっていますが、快楽堕ちや、催眠、異種姦といった特殊プレイも見受けられます。
一部エロシーンはアニメーションが搭載されておりかなりヌルヌル動きます！

モンスター研様の作品らしく過去作同様に異種姦の描写は特に良い仕上がりとなっており、触手からオークまで様々！
またヒロイン達がみな一様に善人の勇者と女神という人類の味方という立場です。
そんな彼女たちが快楽で堕とし、敵である魔物に汚させ、更には力を取り戻すために鬼畜な目にあわせるという背徳感にゾクゾクしますね…。

ただエロシーンをプレイする上で、１つだけ不満な点がありました。
上の画像のように女神の凌辱シーンにおいて、動くゲージをタイミング良く止めることで能力の開放に使えるポイントがもらえるミニゲーム的なものが有るのですが、正直これはエロシーンに集中できなくなるため、もったいないなと感じました。
イラスト、テキスト、アニメーションの質が高いだけに、もっとじっくりシコシコ見たいところです…。

また過去作のレビューでも書きましたが、サークル「モンスター研」様は海外の方のサークルのため、若干セリフなどに不自然な点があります。
基本的にプレイに支障は無く、今後のアップデートで改善される可能性はありますが、気になる方は気になると思うのでご留意ください。

ムスコから一言

令和の今、あえて言いたい。
この主人公、まさに外道！！